鉛筆を持ってないと鉛筆画が描けない様に、どんなプロでも道具がないと描けません。
最低限の物は持ってないと困ってしまいます。まず、絵の具、紙、筆といった物は必要です。

 
 アニメの背景画は、ほとんど、ポスターカラーで描かれています。
文房具屋さんで小瓶に入って売っているあれです。プロだからといって、特別高級な道具を使うというわけではありません。

 職業ですから、限られた制作費や時間の中で絵を描いているという都合上、
使いやすさ、コストパフォーマンスの良さ、カメラに写ったときの仕上がりなどを考慮に入れて、道具として適切なものを選んでいます。
たとえば油絵の具は描かれたあと、(たぶん)何百年も長持ちするように、考えて作られていますが、乾きが遅いという点で、アニメの背景には通常、使えません。

 
 次に、紙ですが、紙についても背景会社の系列によって違います 。
大別すると二種類の方向性に分かれます。 水に濡れたとき、丈夫だけれど、繊維の「め」が詰まっていて絵の具の乗せ方の許容範囲が狭いものと、それほど丈夫でないものの、繊維が絵の具をとらえやすいもの、という感じでしょうか。
 紙に対するコツをつかんでしまえばいいのですが、慣れないうちは、紙のせいでうまくいかないこともあるでしょう。どちらの方向の紙を選ぶにしろ、
慣れが肝心です。濡れると、ボロボロとはがれてくる紙は、初心者の内は避けた方がいいでしょう。

 サイズは、とりあえずB4を目安にして下さい。実際の現場では背景上をカメラが移動することもあり、全紙でも足りずに糊で張り合わせた紙を使ったこともあります。
(つなぎ目が空の色の変化がないところにくる場合は最悪でした。<一部に私の技術不足という意見もあります(;;)by MooDee。)

 
 筆は描いている最中にも水で洗いつつ使うものですから、同じものをそれほどたくさん持つ必要はありません。
とりあえずは、塗る場所の大きさにあわせた大中小平筆3本くらいと、線をえがくためのとがった筆が必要です。名村の筆がよく使われます。

 手元の平筆には HB No.9, Desgin と書いてあります。 No.7,No.5となるにつれ、小さくなっていきます。とがった筆は「削用筆」といいますが、これにも大きさがあります。
 太いと、絵の具を多く含ませることができるので、重宝しますが、はじめての人は、小さめの方がいいでしょう。

 あと、水を張るための刷毛(はけ)と、絵の具をぼかすための刷毛が必要です。
水刷毛は、ペンキ屋さんで売っているような刷毛でいいのですが、使っていて、毛が抜けないものを選びます。
同じ様な刷毛をぼかし用に使うのですが、こちらは買ったままで濡らさず、毛がふわふわになるように、使ったあとに手入れをします。
画材屋さんで手に入れるのがいいのですが、料理用の柔らかい白い毛の刷毛、パンに卵黄を塗るとき使うようなものでも、代用できないことはありません。
(元は、日本画用の刷毛かもしれません。)  

 

 

 あと、必要なもので、日常品で代用がきくものを用意しましょう。 まずは、絵の具を溶くための白いお皿です。十センチ程度のものが何枚かあれば足りると思います。絵の具がこぼれず、また、部分を使って違う色をのせることができるように、平らな部分があるお皿なら、OKです。

 それに、筆を洗うための水を入れる「筆洗」というやつです。じゃまにならない程度に大きな方がいいでしょう。
 ポスターカラーは不透明水彩絵の具ですから、不透明に塗るために、水彩絵の具よりも、厚く塗ります。それだけ、余分に筆に残る絵の具が多いわけで、筆を洗う水もすぐ汚れます。
  筆洗は真ん中にしきりがあって、水を分けて入れることができるのですが、代用品で済ませる場合、二つ別々の容器に水を入れても良いと思います。

 基本的には、一方の水で、絵の具をほとんど落とし、もう一方で、その筆についた水を洗う感じで使い分けます。絵の具を溶く水を絵皿に運ぶときも、きれいな方の水を筆に含ませて運んだりします。


 

 ウエスとは、ぼろ布のことです。木綿のシャツやシーツなどは、吸水性がいいので役に立ちます。もちろんお古です。筆を拭いたり、いろいろな使い道があります。
 トイレットペーパーは水に濡れると、ちぎれ、使い道は限られるのですが、安値が魅力です(^^)。


 

 必要になった時、揃えればいいモノ達です。 鉛筆。下書き用のコピー用紙くらいの厚さの紙。ものさし(溝引き用のみぞがついているヤツ)。
 
みぞ引き用のガラス棒(画材屋に行くと売っていますが、手ごろな棒でも代用が利きます)。 あとは、思いついたときに本編に書いていきます。  


@−1お金を使わず道具をそろえる

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@-1:なるべくお金を使わずに道具を
そろえたいんだけど・・・



A-1:紙との会話

A-2:絵の具を塗る

A-3:空気の感じ

A-4:雲なんか入れたいな

A-5:星だって描いちゃうもんね



B-1:海を描こう

B-2:山を描く

B-3:草原を描く






to be continued.



to be continued.



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